1. フリーランサーがお金を借りるには?

会社に属さず、フリーで仕事を請け負うフリーランス。

 

ずっと勤め人をしていて、やっと夢の独立

イザ仕事をはじめたものの物入りになった際には、やっぱり資金が必要になってきますよね。

 

そのお金を借りるには、キャッシングやカードローンなどが代表的ですが、審査に必ず必要とされている「勤務先の在籍確認」は一体どうやって確認するのでしょうか?

 

まず自営業やフリーランスの場合、安定した収入が約束されていません。

 

いつ仕事がなくなるか?補償もないのが通常的なものです。

仮に勤め人であれば、病気などの場合も給料の何割かはもらえたり、休業というシステムなど、福利厚生はしっかりとしています。

 

そのため、大袈裟にいうと月200万円稼ぐ(年収2400万円)フリーランスの方よりも、年収500万円の勤め人の方の方が信用度が高いのです。

 

では、どうすればよいのか?

 

例えば、法人化してしまうという方法があります。

しかし簡単に法人化といっても、手続きや社会保険の手続きなどかなり煩雑なことがたくさんあります。

 

そうなると税務署の監査やいろいろと自由なことは無くなります。

しかも法人化したからすぐに信用が得られるというわけではなく、実績をしっかりと重ねなければ信用は得られません。

 

特に無担保、無保証で融資を受けるのであれば貸す側は慎重になるのも当たり前です。

 

この国には中小企業や自営業、フリーランスの資金を助けるために、日本政策金融公庫(にっぽんせいさくきんゆうこうこ)というものがあります。

 

さらに消費者金融や銀行系のカードローンが絶対に無理というわけではありません。

少額で契約し返済実績をつけ、他社を増やさずにいることで借り入れ金額を増やすこともできます。

 

取引先の見積や請求書や領収証、通帳コピーなど仕事をしている直近の資料をしっかりと確保しておきましょう。

2. フリーランスの方でもお金を借りられるかどうか

フリーランスの方がお金を借りるのは、正直、現時点ではかなり厳しいものがあると言わざるを得ません。

 

なぜなら安定収入ではないからです。

(もちろんフリーの方でも相当な金額を稼いでいる方は多いと思います。)

 

ただ、申込書にも確定申告書のコピーや税額決定通知書を添付する箇所があり、キャッシング会社に送付して審査を仰げば通る可能性はゼロではありません。

フリーランスでもお金を借りられる可能性はあるわけです。

 

一番問題なくカードを作るのは、フリーランスになる前に会社勤めをしてカードを作っておくことです。

そしてその後にフリーランサーになれば後は更新だけになりますから、その時にフリーになっていたとしても仕事をしているという事実をオペレーターに伝えれば更新が行われることは可能です。

 

事実、私がそうなのですが、会社員時代に作ったカードをそのまま持ち続けてフリーとなり更新月が来てオペレーターに現在はフリーランスで仕事をしていて前年度の収入がこれぐらいありましたと伝えた場合、更新されたという前例があります。

 

そして最重要事項があります。

もしあなたがこれまでにカードを作ったことがあったり、携帯電話を契約していたことがあったとしたら、それらの料金支払いを延滞したことがないことが条件です。

その場合、クレジットスコアは傷がない状態ですので問題なしに更新されるでしょう。

 

フリーランスで一番大切になるのは信用ですから開業して数年間経ってから申し込むという方法を取ったほうが堅実かもしれません。

3. 個人事業主が融資を受けられる3つの金融機関

フリーランサーなどの個人事業主の場合は、大手の銀行などからの融資を受けることは難しいかもしれません。

しかし、政府系金融機関や民間の金融機関からならば、資金を調達「借りる」することが可能な場合があります。

 

① 政策金融機関 日本政策金融公庫

 JFC  日本政策金融公庫 国民生活事業

HP: https://www.jfc.go.jp/n/company/national/summary.html

日本政策金融公庫が行っている国民生活事業は、資本金1,000万円以下、または従業員数100人以下の中小法人や個人事業主が融資対象となっています。

普通資金貸付、経営改善貸付、新規開業特別貸付などを行っています。

借入金の運用使途などを明確に示した事業計画書などをしっかりと提出すれば、お金を借りることが比較的安易に出来るかもしれません。

 

② 民間金融機関 信用金庫

一般社団法人 全国信用金庫協会

HP: http://www.shinkin.org/

こちらは、一定の地域内の中小企業や個人を会員とする相互扶助的な会員制の協同組織金融機関になります。

貸付は原則として会員に限られますが、一定の期間内で会員以外への貸出も認められています。

 

③ 公的金融機関 信用保証協会

JFG 一般社団法人 全国信用保証協会連合会

HP: http://www.zenshinhoren.or.jp/index.html

信用保証協会法に基づいて設立された公的機関です。

中小企業や個人事業主が金融機関から事業資金を調達する際に、信用保証協会の信用保証制度を利用することで資金調達を円滑に行うことができます。

 

信用保証制度は、中小企業や個人事業主、金融機関、信用保証協会の3者間での契約となります。

従って、信用保証を受けた中小企業や個人事業主が何らかの事情により銀行への返済が出来なくなった場合は、信用保証協会が代位弁済を行い、中小企業や個人事業主は信用保証協会に返済を続けることになります。

 

終わりにその他の借入方法としては、消費者金融機関を利用するといった方法がありますが、返済時の利率も高く設定されているため、おススメはできません。

4. 銀行の借り入れが有効!それ以外にファクタリングも!

個人事業主(フリーランス)の方が、借り入れをする際、『事業性資金以外』といった記載をローン商品概要で目にします。

また、保証会社の保証を受けられるといったことで、借り入れが出来るのか不安になります。

 

フリーランスで借り入れを行うなら、銀行系のフリーローンやカードローンが良いでしょう。

銀行系ローン商材の場合、『利用目的自由』といった内容しか記載されていないからです。

 

一方で、貸金業者の場合は先ほどの『事業性資金を除く』とされており、どこからが事業性の資金になるのか境界が曖昧なだけでなく、事業に対する証明書類や契約先への請求書や納品書、定期的に業務依頼があるかなど審査が厳しくなります。

 

しかし、銀行カードローン「 レイク 」では、収入を証明する書類として確定申告書を提出することで借り入れが可能であり、審査に掛かる手間も少なくなっています。

レイク公式 Q&Aにて

個人事業主(フリーランス)の多くは、日常生活において時間を自由に利用し収益を得ている訳であり、借り入れで購入した商品やサービスなども事業性資金と見做される可能性が高いため、貸金業者からの借り入れは出来るだけ避けるべきです。

 

また、銀行の審査を受けるよりもファクタリングサービス利用することで、売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらい現金を得るという方法もあります。

 

④ 債権買取会社 ファクタリング

三菱UFJファクター 売上債権保証・与信管理 ファクタリングサービス

HP: http://www.muf.bk.mufg.jp/settle/

 

ファクタリングの場合、担保が売掛金とこれから得る現金を利用するため、信用度、取引先との安定的な契約取引があれば、銀行のローン融資よりも借り入れは容易になります。

ファクタリングなら必要な現金を短期間で得ることが出来るため、事業資金の調達に利用するならおすすめです。

5. 日本政策金融公庫の申し込み手順

個人事業主で設備投資の資金が必要な場合は、「日本政策金融公庫」に相談しましょう。

 

大口のローンになると、メガバンクはもちろん、地方銀行や信用金庫などの審査には、極めて通りにくく、銀行から融資してもらうのは現実的に厳しいです。

かといって消費者金融は金利が高すぎて、その場は凌げても、結局手詰まりになるのは見えています。

 

日本政策金融公庫」であれば、政府系金融機関で中小企業支援のために設立されていますので、フリーランス(個人事業主)の方でも利用できる融資プランが用意されており、金利も低めです。

 

必要な書類としましては、「申告決算書の最近2期分」です。

もし、設備投資のための借り入れをお考えでしたら、「設備の見積書」も用意します。

 

この他、「売上や利益など営業状況のわかる資料」「ご自身の資産、負債状況のわかる資料」を用意します。

 

これら2つの資料は特にフォーマットはありません。

 

日本政策金融公庫の担当者と面談する際に使いますので、自分の言葉で分かりやすく書くと良いでしょう。

 

これらを用意した上で、日本政策金融公庫に直接相談に出向きます。

そこでは、「資金の使いみち」「営業状況」「資産・負債」といったことが聞かれます。

 

その後、審査に通れば融資を受けることができます。

お金は、ご希望の金融機関へ送金されます。

 

返済は月賦ですが、返済方法は、元利均等返済(がんりきんとうへんさい)、元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)、ステップ返済などが用意されています。

元利均等返済・・・毎月の返済額が一定

元金均等返済・・・毎月の返済額のうち、元金の額が一定

ステップ返済・・・初めの返済額を抑えて、段階的に返済額を上げる

万が一、仕事が続けられないような怪我をしたり、病気になった場合、借入金を保険金で相殺できる「団体信用生命保険」へは任意で加入できます。

 

⑤ 独立行政法人 住宅金融支援機構

JHF 住宅金融支援機構

HP: http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/danshin/

こちらも合わせて検討されると良いでしょう。

 

引き続きまして、【第11章】は母子父子の福祉資金貸付制度について書いています。

【母子家庭(寡婦)でも、お金を借りれますか?】にお進みください。